火災保険の選び方 - 保険相談 見直し.com - 房総エリア（館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町）

配線のショートで機械が壊れた場合、火災保険の補償の対象になりますか。

【ご相談事例】

落雷で工場の設備が壊れると火災保険で補償してもらえると聞きましたが、配線のショートで機械が壊れた場合も補償の対象になりますか。

【ご回答】

火災保険の落雷では、以下のケースのように、「落雷により建物や家財が被害を受けた場合」に補償してもらえます。

○建物の場合

・雷が自宅の屋根に落ちて、屋根に穴があいてしまった
・落雷によって火災が発生し、建物が燃えてしまった

〇家財の場合

・分配器に雷が落ち、テレビが壊れてしまった
・落雷により、電源が入っていたパソコンが壊れてしまった

今回、落雷による被害に遭遇されたとのことですが、落雷も補償に含んだ火災保険に加入し、配線のショートが落雷によって発生した場合には、火災保険で補償してもらえる可能性があります。

一方、ショートの原因が落雷ではなく、設備の老朽化や管理の不備などによる場合には、火災保険からは補償してもらえません。

まずはショートの原因を究明したうえで、保険会社に相談してみましょう。

なお、火災保険には「電気的・機械的事故特約」などの特約もあり、「過電流によるショートやアーク、スパークなどで焦げたり、溶けたり、電流が通らなくなったりして、設備などが壊れた事故」を補償してくれる特約も用意されています。

契約している火災保険がこうした特約に加入していないかも確認しておくといいでしょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。