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車両保険をつけると掛け金が上がるので、コストを抑えたい気持ちもあり迷っています。車両保険をつけるほうがいいのでしょうか？

【ご相談事例】

車両保険をつけるかどうか迷っています。
保険は使うと満期の時に掛け金が高くなり、そもそも車両保険をつけると年間の掛け金がかなり上がるのですが、コストを抑えたい気持ちもあります。
車両保険をつけるほうがいいのでしょうか？

【ご回答】

車両保険は付帯されておくほうがベターと考えます。

事故に遭われてしまい、修理費が大きくかかってきた際に、ご自身が困るかどうかでご判断されてはいかがでしょう？

車両保険の補償対象事故範囲内の事故であれば、修理費が補償されます。

一方、車両保険がなければ補償されません。

特に、自損事故の場合は、車両保険有無の違いが顕著です。

相手がいて双方に過失が発生するような事故と違い、自損事故は相手不在の事故となるため、受け取れる賠償金もありません。

また、相手がいて双方に過失が発生するような事故でも、相手が自動車保険に加入しているかどうかはわかりません。

修理を急いでいるにもかかわらず、相手が無保険ともなれば、修理が滞る可能性が出てきます。

そのような場合でも、自車に車両保険があれば修理費をカバーすることができるので、修理もスムーズに行うことができます。

注意点として、自車の車両保険を使うと保険更新時にノンフリート等級が下がり、掛け金がアップします。

また、事故の原因によっては等級の下がり幅が異なるため、詳しくは保険会社もしくは担当代理店にご相談下さい。

ノンフリート等級とは・・・
「等級(1～20等級の区分)」
「事故有係数適用期間(無事故・事故有の区分)」
により、保険料が割引・割増される制度です。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。