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ひき逃げに遭い入院。相手が分からないのに、自動車保険から保険金が支払われました。なぜ？

【ご相談事例】

知人の子供が歩行中にひき逃げにあい、入院しました。
相手は捕まっていないのに、自動車保険から保険金が支払われました。
なぜ、相手が分からないのに、自動車保険から保険金が支払われたのでしょうか。

【ご回答】

歩行中のお子さんがひき逃げ事故で入院したとのことですので、フルカバータイプの人身傷害保険に加入していたと思われます。

自動車保険には、自動車事故で自分や同乗者が死傷した際に保障を受けられる「人身傷害保険」があります。

人身傷害保険に加入していると、自身の過失割合に関係なく、実際の損害額を保険金として受け取れます。

そのため、ひき逃げなどのように相手が分からない自動車事故の場合でも、自分が加入している自動車保険の人身傷害保険から保険金を受け取れます。

また、人身傷害保険には以下のように2つのタイプがあります。

●契約している自動車に乗っていない時の自動車事故も補償するタイプ（フルカバータイプ）

友人の車に搭乗中など、契約している自動車以外の自動車に搭乗中も補償してくれるタイプで、歩行中の自動車事故も補償されます。
被保険者の家族（配偶者、同居の親族、別居の未婚の子）も対象になり、幅広い補償が受けられます。

●契約している自動車に搭乗している際の自動車事故のみを補償するタイプ

契約している車両搭乗中に起きた事故のみ補償するタイプです。

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