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地震保険では、全損しても新築費用の全額を補償してもらえないと聞きました。補償を上乗せする方法は？

【ご相談事例】

地震保険について質問です。
地震保険では、全損しても新築費用の全額を補償してもらえないと聞きました。
補償を上乗せする方法はありませんか。

【ご回答】

地震保険は火災保険契約と同時に締結し、設定する保険金額は、主契約となる火災保険の保険金額の30％から50％の範囲で設定します。

そのため、大規模な地震などによって建物が全損した場合でも、生活の再建に十分な保険金を受け取れるというわけではありません。

そんな中、一部の保険会社は、地震（地震によって発生した津波などを含む）によって地震保険の対象になっている建物が全損した場合でも、上乗せして補償（火災保険の保険金額の100％）するプランを提供しています。

その中のひとつが、東京海上日動の「トータルアシスト超保険」です。

この保険は、生命保険と損害保険のすべてをひとつにまとめにして加入するプランで、日常生活のさまざまなリスクをトータルで補償してもらえる内容になっています。

また、「地震危険等上乗せ特約」などの特約を用意して、地震保険の補償を上乗せするプランを提供している保険会社もあります。

地震による損害についても手厚い補償をお求めの方は、それぞれの保険会社のプランや特約をチェックするといいでしょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。