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不妊症の検査を受けたところ、入院と手術を受けることになりました。この場合、医療保険の入院・手術給付金は支払対象になりますか？

【ご相談事例】

不妊症の検査を受けたところ、不妊治療が必要ということで入院と手術を受けることになりました。
この場合、加入している医療保険の入院・手術給付金は支払対象になりますか。

【ご回答】

医療保険の保障は、治療を目的とした入院・手術を対象にしているため、「疾病を原因としない不妊治療」については、医療保険の入院・手術給付金の支払対象にならないと考えられます。

ただし、「不妊症の検査の結果、子宮筋腫を原因とした不妊症であることが判明し、不妊治療として子宮筋腫を摘出するために入院した」などのケースでは、医療保険から入院・手術給付金が給付されると考えられます。

入院・手術給付金の支払いは診断書によって保険会社が判断するため、保険会社に連絡をしたうえで、必要な書類をそろえて退出しましょう。

なお、入院給付金には以下のような制限もあるため、契約条件についても確認をしておくといいでしょう。

●必要入院日数

病気やケガで入院した場合でも「5日間以上の入院が対象」などの条件がある場合があります

●支払限度日数

同じ病気やケガを原因として長期間入院した場合、「1入院あたり60日間を上限」などの限度日数が設定されています

●通算支払限度日数

「保険期間を通算して1000日」など、保険期間を通じて給付金が支給される限度日数が設定されています

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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